今日は休診日だけれど、いつものように病院に。 ウチと同じような重傷患者と一緒に待合室で待っていると、 急にしゃっくりのような呼吸をはじめ、治まったと思ったらそのまま動かなくなる。 慌てて、他の患者さんを診ていた院長達に声をかけると、診察を中断して駆けつけてくれる。 聴診器を当てると、顔色を変え、 「心停止してる!蘇生するから奥の部屋(手術室)に運んで!」と叫んだ。 手術室に運ぶと、院長がすぐに心臓マッサージを始める。 助手の先生が酸素の準備をし、心マを交代。 すばやく院長が気管挿管し、人工呼吸器につなぐ。 ほどなく、心拍は戻ったが、自発呼吸は復活しない。 15分ほど待っただろうか、突然「ピッ」と人工呼吸器から音がした。 院長が「おっ」と声を上げる。この音は自発呼吸するとなる音らしい。 それでもしばらくは安定しなかったが、さらに10分ほど経つと呼吸が安定しだした。 ただ、意識はほとんど回復せず。 脳のダメージが進行したかもしれない。との事。 いつも通り、点滴と投薬して帰宅する事に。 今日は一日ぐったりしていて、ご飯はあげられず。 ますます体力が失われていくけれど、どうしようもできない。 |
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